今気になっている銘柄を深堀りしていきます←自己満
※個別株の売買を推奨する記事ではありません、投資については自己責任でお願いしますm(_ _)m
第1回はスタメン(証券コード:4019)について分析していきます。
スタメンの企業情報
会社名:株式会社スタメン
証券コード:4019
設立:2016年1月
上場:2020年12月(マザーズ)
業種:情報・通信
事業:エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」の企画・開発・運営
オンラインサロンプラットフォーム「FANTS」の企画・開発・運営
設立から6年、上場から1年という若くて勢いのある会社です
スタメンの業績
直近の業績は↓の通り(決算説明資料より抜粋)

売上は右肩上がりで順調に伸びてます←基本的にはTUNAG、FANTSの利用料(ストック売上)メインなので、利用者が増えるほど売上は積みあがっていく仕組みです。
また、2020年4Q以降は黒字定着してきています。黒字浮上してきたばかりなので、今後の利益の伸び率は未だ読みづらいです。
良い意味で未知数
さて、次回決算は2021年4Q(本決算)となりますが、会社予想に対してどうなるのでしょうか?
会社予想では、
売上高:869百万円 経常利益:22百万円
それに対して3Qまでの実績が
売上高:649百万円(進捗率74.8%) 経常利益:16百万円(進捗率74.3%)
となってます。
この会社はご丁寧に毎月月次指標を開示してくれているので、売上高は予測が立てやすいです。
12月までの月次指標は、

MMR(Monthly Recurring Revenue)というのが平均の月額利用料(初期費用等除く)なので、これに利用企業(サロン)数をかけるとおおよそのストック売上が算出できます(`・ω・´)
これにより、4Qのストック売上高は
TUNAG:210百万円 FANTS:19百万円
更に、直近のストック収益率が大体ざっくりTUNAG:90%、FANTS:55%ほどなので、これを加味すると全体の売上高は
約908百万円(会社予想比+22.6% 前期比+71.8%)
くらいだと予想します。※あくまでも予想です
利益率が未だ不確かなので、経常利益は予想しづらいですが、売上高が上振れているので会社予想よりはいくらか上振れているのでは?と思います。
参考までに、3Qの利益率そのまま使って計算すると
今期経常利益:27百万円(会社予想比+22.7% 前期比+285.7%)くらい。
※何度も言いますが、あくまで個人的予想です
スタメンの株価について
2022/1/14時点の株価は758円
PER:315.83 PBR:7.20
となっており、PERはかなり割高感があります。
ただし黒字浮上してきたばかりなので、PERはあまりアテになりません
チャート的には


月足では、上場月に天井をつけてそのままダラダラと下がっている感じ。
月足チャートだけではまだまだ底をつけたかどうか微妙なところですね。
日足で見ると、2021年の12月からは700~800の間でレンジを作っている感じ、、ただ、マザーズ指数は12月から現在までで20%以上下げているので、そこを考慮するとかなり頑張って耐えている感じ。
そろそろ底打ちか???
スタメン今後の注目ポイント
現在の成長率を順調にキープしていければ、1年~2年後には化けている可能性が高いと思います(売上高の天井圏を見極める必要がありますが)。
直近ではFANTSとタレントプロダクションのビー・ブレーブ(某戦場カメラマンさんが所属しているところみたいです)が提携したとのことで、FANTSの拡大にどれだけ寄与してくるかが気になるところ。
また、2021年10月に子会社「STAGE」(←人材紹介事業の会社)を設立し、2022年1月に活動開始したとのことで、今後の業績に要注目。
あとは、マザーズが相変わらず下落基調なので(というかグロースが売られる傾向)、、、今のところは耐えてますが、このままマザーズが下がり続けたらレンジ突き破って今以上の買い場が到来する可能性があります。←現状のレンジ底値の700円を大きく突き破ってきたら要注意(グロース株にありがちな傾向ですが、信用買残が多めなので、ある一定の値を割ると一旦一気に下落する懸念あり)
ということで、今回は以上です!またちょこちょこ気になる企業については分析していこうと思ってますので生温かく見守ってくださいm(_ _)m
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ありがとうございました
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