第13回です。
先日分析したさくらさくプラス(証券コード:7097)について、先日(2022/3/14)決算発表(2022/7期2Q)されたので内容を確認していきます。
※個別株の売買を推奨する記事ではありません、投資については自己責任でお願いしますm(_ _)m
前回の分析内容は↓

ここは3Qに一気に利益が乗る銘柄なので、2Qの数字自体はあまり気にしてないですが、、
さくらさくプラス2022/6期2Q決算概要
売上高、営業利益はこんな感じでした↓
売上高:5599百万円(対会社予想進捗率:45.3%)
経常利益:108百万円(対会社予想進捗率:6.6%)
まぁ、大体予想通りですね
予定通り3Qに保育所開設に係る補助金が営業外損益として計上されて一気に経常利益進捗率が上がるパターンでしょう。
営業利益だけで見てみると、

営業利益は順調に伸びてそうです。2Qまでの累計ベースで見ると前年比約7.3倍になってます。
施設数・園児数増加の効果がしっかり出てますね
新設保育所の収益としては↓のようなイメージになるので、売上高・営業利益についても年度を跨ぐ3Q,4Qに増加する傾向にあります。

計画に対しては順調に進んでいると言えそうです
業績に関してはこれ以上特に言及することがないので、参考までに直近でスタートした新規事業をちらっと紹介します。
進学塾運営
2021年6月から新規連結子会社化した「株式会社VAMOS」の事業です。
現在4施設運営をされており、ここから3年で10施設の開校を目指すとのことです。
受験に係るすべてを塾側がマネジメントしてくれるスタイルが好評みたいです
幼児教育プログラム「CLiP」
2021年6月から始動したプロジェクト。
遊びを通して幼児の認知能力発達に繋げる教育プログラム。
「ことば、もじ」「かず、かたち」に関するプログラムを各分野の専門家協力のもと作り上げて、保育に活用していく予定。
幼児を育てる身としてはどんな内容か気になりますね
保育システム・アプリケーションの開発・運営
2021年4月に連結子会社として設立された「株式会社みらいパレット」の事業です。
IT技術を活用して保育園のICT化を推進、また、園児・保護者向けのアプリケーションサービスも提供。
保育園×ICT、中々新しい感じです
さくらさくプラスの株価
2022/3/15時点での株価は1302円
PER:5.23 PBR:1.32
相変わらずの割安です。
直近チャートは↓

決算発表前に上げて、決算発表後に少し戻した感じですね。さすがに下げ過ぎ感があった模様。
さくらさくプラス2Q決算総括
業績の進捗は概ね順調な印象です。
株価もここ2カ月は日経・マザーズの下落にも関わらず1300円前後をうろうろしている為、そろそろ一旦底打ち感が出てきそうですね(このまましばらくレンジを続ける様子であれば、3Q決算発表前は狙い目となるかもしれません)。
ということで、今回は以上です。
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ありがとうございました
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