今回は、アイフリークモバイル(証券コード:3845)です。
時価総額が低い(27億程度)の為、仕手株的な値動きをすることが多いですが、業績は割と好調なので中長期で持つのもありかも?と思い調べてみました。
スイング、中長期どちらでもいけそうです
アイフリークモバイルの企業情報
会社名:株式会社アイフリークモバイル
設立:2001年12月
上場:2007年3月(JASDAQスタンダード)
業種:情報・通信業
事業:スマホ向け知育,スタンプ,NFT等のコンテンツの開発・運営。
知育系アプリ、良いですね
NFT,暗号資産等のトレンドも地味におさえています
アイフリークモバイルの業績
売上高の推移は以下の通り↓

2017/3期に社長が交代、それに合わせてCCS事業が新たにスタート。ここを起点に売上高も急成長期に突入しているようです。
CCS事業の成長が凄まじいですね
ところでCSS事業って?
CCS事業:
コンテンツクリエイターサービス(Contents Criator Service)事業の略。技術支援系サービスの事業で、システムエンジニアリングや人材派遣派遣などのサービスを提供。
各事業毎の営業利益推移は↓の通りです。

2022/3期でCCS事業の営業利益が一気に伸びてますね。前期から売上高が伸びている訳ではないので、利益率が上がったことになりますね。利益率アップの要因としては、2022/3期からの組織再編↓による運営効率化が効いてそうです。

かなりすっきりしましたね。
おかげで?2022/3期3Q時点での原価率、販管費率は前年同期比で
原価率:75.2% ➡ 67.8% (7.4%Down)
販管費率:30.6% ➡ 25.4% (5.2%Down)
と中々良い感じに下がってます。
ただ、それでもCCS事業の利益率は13.8%ほど(コンテンツ事業の利益率は31.8%)。
事業計画にも書かれていますが、今後はCCS事業で収益を支えながら、自社コンテンツの開発・拡大に力を入れて利益率を上げていく必要がありそうです。
コンテンツ事業成長の為の基盤は整ってきた感じです
また、全体の経常利益の推移は↓のようになってます。

しばらく赤字続きでしたが、今期は黒字浮上してくれそうです。そして、こうなってくると業績予想修正も出るわけで、、
売上高:2924百万円 ➡ 2634百万円 (9.9% Down↓)
営業利益:116百万円 ➡ 154百万円 (32.8% Up↑)
配当金: 0円 ➡ 3円
黒字記念配当でましたっ
この業績予想修正が出てきたのが2022/3/14のタイミングなので、おそらく通期の実績は概ねこの通りに着地するでしょう。来期の予想値が気になりますね。
アイフリークモバイルの株価
2022/3/28時点での株価は152円
PER:11.78 PBR:4.79
PBRはすこし割高、PERは同業種で考えると割安ですね
【参考:2022年2月末時点の情報・通信業平均PER,PBR】
PER:35.2 PBR:2.9
直近チャートは↓


時価総額も低めなので、ちょっとしたことでも暴騰しやすくなってます。
大体年1回くらいのペースで暴騰してますね
直近でも2021/12/18日に(株)HashSuiteと共同でNFTマーケットプレイスを開設する旨のIRを発表し、株価が147円 ➡ 239円(+62.6%)まで暴騰しました。
同IRでは、今後メタバース上でNFTアートを展示・販売できるサービスの開発を検討してく事についても触れられています
そして、3/14に業績予想修正を発表した後、現在じわりじわりと株価を上げています。
今期の業績を考えると、PERはまだまだ割安なのでこのあたりの価格帯で握っておいても良いのかもしれません。
今後の注目ポイント
事業としては、5月の本決算で発表される来期の業績予想がどのくらいになるか?(今期以上の水準を目指せそうか?)に注目です。自社コンテンツの売上を伸ばしていけるか?が1つのポイントになりそうです。
自社コンテンツとしては、個人的には知育系コンテンツにがんばってほしいですが、話題性という点ではNFT関連のコンテンツの展開状況が気になります。
中長期目線でも構えつつ、同時にスイング用の玉もいくらか持っておくとおもしろい銘柄かもしれません。
それでは、今回は以上です。
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ありがとうございました
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