監視銘柄のスタメン(証券コード:4019)について、先日(2022/8/12)決算発表(2022/12期2Q)されたので内容を確認していきます。
※個別株の売買を推奨する記事ではありません、投資については自己責任でお願いします。
初回の分析内容は↓

スタメン2022/12期2Q決算概要
売上高、経常利益は↓
売上高:577百万円(対会社予想進捗率:46.4%)
経常利益:54百万円(対会社予想進捗率:57.6%)
利益はほぼ通期予想上振れが確定しました
ここはストック型収益主体でQ毎に確実に売上,利益を伸ばしてきている企業のため、少なくとも利益の通期予想上振れはほぼ確定したと言っても良いでしょう。
また、決算発表と同タイミングで7月の月次指標も開示されてます。

TUNAGは相変わらず堅調に伸び続けてます。
ただ、今回の月次指標で特に注目すべきはFANTSの方です。4月から方針転換により一時的にストック収益は下がり基調でしたが、7月でついに再びプラスに転じました。
自社直営コミュニティの売上が乗り始めました
ピークの3月からのFANTSストック売上増加率も59.2%と一気に上昇してます。
自社運営コミュニティの第一弾は学校をテーマにしたオンライン婚活サービス「BRANY(ブラニィ)」、7月からサービススタートしているため、この売上が乗り始めたみたいですね。現在は関東地域のみですが、8月からは関西・東海でもサービス開始されるとのことなので、更なる売上アップが期待できそうです。
スタメンの株価
2022/8/15時点の株価は585円
PER:82.39 PBR:5.34
相変わらずのPER
直近チャートは↓

決算発表前に上がっていたので、一旦落ち着いた感じですね。
ここから上昇トレンドの形を上手くキープしていけるかが重要です。
2022年2Q決算総括
2Q決算は予想以上のところで着地してくれました。
また、TUNAGは引き続き堅調に続伸、FANTSは自社運営コミュニティが好調なスタートを切りました。
今後も新たな自社運営コミュニティが展開されることを期待
TUNAGがこの伸び率を維持し、FANTSの自社運営コミュニティがズッコケなければ、3Q決算も利益の大幅上振れが期待できそうです。仮に2Q相当の業績に留まったとしても純利益は3Q時点で通期予想値を超えてくることになるので、上方修正の可能性も高いです。
決算説明資料にも「来四半期(3Q)で通期見通しの達成を確実なものとし、早期に通期予想の上方修正に繋げていく」とありますね
+αでFANTSの自社運営コミュニティが上手く軌道に乗れば、来期の業績予想発表時にはPERがかなり下がってくるはず。
今後も月次指標はこまめにチェックする必要がありそうです
ということで、今回は以上です。
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ありがとうございました
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