第3回です
今回も自己満全開で進めて参ります
今回はベガコーポレーション(証券コード:3542)の企業分析・株価分析です。
※個別株の売買を推奨する記事ではありません、投資については自己責任でお願いしますm(_ _)m
ベガコーポレーションの企業情報
会社名:株式会社ベガコーポレーション
証券コード:3542
設立:2004年7月
上場:2016年6月(マザーズ)
業種:小売業
事業:家具・インテリア等のインターネット通信販売事業(LOWYA)、越境ECプラットフォーム(DOKODEMO)の運営等
自社ブランドのインテリア商品も多く展開しており、LOWYAブランドは20代の若者を中心にぼちぼち人気があるみたいです。
30代のkeeeは知りませんでした
ベガコーポレーションの業績
直近の業績は↓

2021/3期はコロナの影響で巣ごもり需要が急増したことにより、売上高・経常利益共に大幅高(インテリア需要増×ECというのが見事にハマった感じ)。
2022/3期は巣ごもりブーストがある程度落ち着いてきており、前期と比べると少し落ち込む見込み。
きれいに右肩上がりといった感じではないので、今後の業績を考える上ではもう少し事業の状況を細かく見ていく必要がありそうですね
LOWYA事業
まず、LOWYAの直近売上は↓

巣ごもり特需期間を除くとほぼ横横の状態。
旗艦店の会員数はどうなの?というと↓

あれ?会員数は順調に右肩上がりだ、、、(;´・ω・)売上は落ちてるけど、、どうなってるの???
旗艦店だけの売上を見てみましょう↓

あぁ、旗艦店での売上は地味に上がってるんですね!ほんと”地味に”ですが
また、リピーター率も上がってきてるみたいです。
楽天・Amazon等の他社運営のモールでの突発的な売上は落ち着いたけど、本拠地(自社旗艦店)での売上は着実に伸ばしてますよってことですかね、地味に、、
宣伝ツールとしては、Twitter,Instagram,YouTUBEも使用しており、若者を中心とした集客に力を入れている感じですね。←Instagramやってないオジサン
DOKODEMO事業
DOKODEMOの直近売上は↓

2021/3期1Q以降は上昇傾向、LOWYAに比べるとまだまだ規模が小さいため、全体の売上から見るとまだ目立ってきてないですが、このまま成長を続けることができれば2本目の柱として今後売上の寄与に期待が持てそうです。
全体
事業別に見てみると地味に成長している部分がちょこちょこありますが、しっかりと業績に出てくるのはまだ先の話になりそうです。
直近(2022/3期2Q)では、
売上:8587百万円(対会社予想進捗率45.2%) 経常利益:358百万円 (対会社予想進捗率34.8%)
とまた微妙なところ、、、
ベガコーポレーションの株価
2022/1/19時点の株価は780円
PER:13.19 PBR:1.59
この業界の平均値がよくわかりませんが、参考までに大手家具メーカーニトリ様は、
PER:18.77 PBR:2.66
うーん、微妙!
チャートは、


月足で見ると、上場からはしばらく1000~2500のレンジ
➡2019年に赤転して500くらいまで落ちる
➡巣ごもり特需で一時4000台まで上昇(8バガーですね)
➡巣ごもり特需落ち着き元の価格帯へ➡マザーズ大暴落で更に下へ←今ここ
日足で見ても、赤転前のレンジに落ち着くかと思いきやマザーズ大暴落で下へ
今後の行方はマザーズ次第
ただ、この銘柄、注目すべきは信用倍率
2022/1/18時点で、信用売:200900 信用買:148600 ➡ 信用倍率0.74
更に機関の信用売りが、255300
かなり売り残が溜まっている模様、、、
買戻し合戦が始まった時のリバウンド力は凄まじそうです
今後の注目ポイント
LOWYAの方は、台湾の大手ECモール運営会社PChome Online Inc.グループの比比昂株式会社( 比比昂 =bibian)と提携して、21/12/16に台湾でのLOWYAブランド商品販売を開始したようなので、今後の動向に要注目です。
また、2021/12/24に発表された事業計画資料の中では、「メタバース」に関連する新事業の存在もほのめかしていることから、今後どのように絡んでくるのか気になるところです。
みんな大好きメタバース!
何かしらのまともな材料が出れば、信用売残という燃料を使って月まで飛び立てる、そんなロマンのある銘柄です。←”材料が出れば”です
それでは、今回はここまでとします。
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ありがとうございました
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